URHARBOR 超音波式加湿器(ダブルノズル) HF503Tの感想
URHARBORのHF503TはUSBで充電して持ち運べる超音波式で卓上型の縦長でコンパクトな加湿器です。
USBケーブルは付属していますが、USB-ACアダプタは付属していません。USBコネクタの充電器か充電対応(通信せずに電力のみの出力ができる)のUSBポートなどが必要です。
ダブルノズルの卓上加湿器は上と横の2方向から霧を出すことができます。
ダブルノズルを選んだ理由は加湿する方向を制限するためです。卓上加湿器は部屋の加湿では無くそこにいる人の乾燥を抑えたいときに使います。機器に掛からないように座っている方向に向けることで、液晶モニターなどを濡らさず故障の原因を避けることができます。
URHARBORの卓上加湿器は音波式です。音波式は音波の振動により水分を飛ばします。スチーム式よりも水の粒子が大きくなりがちで濡れやすいのが問題です。URHARBORでは粒子を小さくして濡れにくいタイプに改良されています。それでも霧が直接当たる部分は濡れてしまいます。
音波式の問題は他にもあって、水に含まれる不純物も一緒に拡散してしまいます。スチーム式や気化式ではトレイに残る汚れが音波式だと霧に含まれてしまうのです。そのため、毎日水を取り換えて雑菌が繁殖しないように清潔に使う必要があります。とくに顔に向けて使うような場合は雑菌が含まれていると目や喉がやられてしまいます。
URHARBOR ダブルノズル ワイヤレス卓上加湿器の動作
スイッチを2連続押しでライトが光ります。1回ずつ押すことで「上のみ」「上と横から」「上と横の間欠」「横のみ」「停止」。どの状態でも長押しで「停止」となります。
USBによる充電式で、どこでも使いやすいです。バッテリーより先に水が無くなります。バッテリーが無くなっても、USBで接続していれば使用できます。
ライトの灯りは柔らかいオレンジ色です。本体側のUSBはmicroUSBコネクタとなっています。スマホの充電用ケーブルで充電できます。
URHARBOR 超音波式加湿器(ダブルノズル) HF503Tは倒れても水漏れはしませんが、動作は止まらず噴射を続けます。
細長い形状で底の直径は75mmぐらいあります。ペットボトルより太いです。上に行くほど太くなっていくので車内のドリンクホルダーにはほぼ入らないと思います。
充電式で持ち運びしやすいので車内で使うには倒れないように工夫が必要です。ごみ箱の中に入れて転がらないようにして上を開けておくのでも良いかと。
スポンジで吸い上げて超音波で霧状にして噴射しています。
5V-USB電源とバッテリー内蔵でPSEマーク付き。
加湿器に限らずUSB電源の機器は中国での開発が活発になっています。似たような製品はデザインやロゴや保証など多少違うだけで中身や構造が同じだったりします。中国はメーカーやブランド同士の競争がとても激しくて、同じ製品の改良ペースが速いです。
部屋の加湿器とは別に補助的に使うと良いです。乾燥した風が強くて窓際から乾いていく場合、部屋の場所によっては加湿器が動作していても湿度が低くなってしまいます。そのような場合は卓上加湿器を使うことで乾燥を抑えることができます。
卓上加湿器は乾燥した北風が強い日に大活躍となります。加湿器を止めるとすぐに乾燥が進むような状況の時には加湿過多を気にせずにフル稼働です。
卓上加湿器の霧が部屋の加湿器に広がっていくと、部屋の加湿器が湿度が上がったと錯覚して動作が止まったり弱まる原因になります。乾燥している日は部屋の加湿器を強くした状態で併用するのが良いです。
インフルエンザウイルスやコロナウイルスなどが湿度高くしてると拡散しにくくなりますが、湿度が高い状態を何日も続けるとカビが広がってカビによる肺炎に注意が必要となります。特に、気温が急激に下がる深夜から朝にかけては水分量が増えていなくても湿度が急上昇して結露しやすくなります。
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