NURO光のF660AにASUS RT-AX86Uを追加して2重ルーターにしてみた

NURO光でASUSルーターを仕方なく2重ルーターで使う

NURO光F660AにASUSのRT-AX86Uをルーターモードで追加して、高性能なルーターの性能や機能が発揮できる2重ルーター状態で使えるようにしたので、その設定を紹介します。同じ管理画面が使われているASUSの他のRTシリーズも設定は同じです。設定項目が少なくなるシリーズだと同じ設定ができないかもしれません。

問題点は、F660Aと追加したルーターが1GbpsのLANで接続となるので、NURO光の下り最大2Gbpsの恩恵が無くなってしまいます。F660AもそれぞれのLAN接続は1Gbpsですが、複数の機器で同時にインターネットを使用している場合に、全部合わせて最大2Gbpsとなります。

NURO光のルーター機能付きONUは、ルーター機能を停止できないため、追加したルーターのルーター機能を停止させて処理をONU側のルーターに任せてブリッジモード(AP/アクセスポイントモード)で使うか、ONU側のルーターとは別のネットワークを構築する2重ルーターで使うことになります。

WiFiを新しくしたいという場合は新しいルーターをブリッジモード(WiFiアクセスポイントモード)で使用しても恩恵があります。F660Aはルーター機能(NAT)を停止させることはできませんがWiFiの電波は停止させることができます。

2重ルーターで使うときのF660Aの設定

RT-AX86Uに貼られているラベルからMACアドレスをメモします。

RT-AX86Uの背面のラベル

F660AのLANポートとRT-AX86UのWANポートを1Gbps対応のLANケーブルで接続します

RT-AX86U LANポート

F660Aの設定のアプリケーションDMZ有効にして、RT-AX86UMACアドレスを登録します。これでインターネット側から流れてくる通信がASUSルーターに届くようになります。

F660A DMZ MACアドレスで登録

F660AにはMACアドレスでの登録ができるのですが、無い場合はASUSルーターにDHCPでの固定IPを割り当ててIPアドレスで指定します。この場合はIPv6も転送されるように設定しないとIPv6が使えなくなるかもしれません。

接続している機器をASUSルーター側に接続して、NURO光側のルーターには追加したASUSルーター以外に何も接続しない状態にします。(ネットワークが分かれていても問題ないならF660A側の接続も一応使えます。IoT家電などは同じネットワーク上に無いと操作ができなくなります。)

2重ルーターで使うときのASUSルーターの設定

http://router.asus.com/ にログインしてASUSルーターの設定画面を開きます。

ローカルネットワーク上にASUSのルーターが繋がっているとこれで接続できますが、どこにも繋げていない状態でスマートフォンで背面のラベルのQRコードを読み込んで直接WiFiで接続して設定することもできます。

初期設定のユーザー名とパスワードは忘れないように。設定画面へのログインに必要です。忘れた場合は工場出荷状態に初期化することになります。リセットボタンの長押しで初期化できますが、できなかった場合は公式FAQを参照してハードリセットを行います。
https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1039074/

WANにあるインターネット接続WAN 接続タイプを[自動IP]にします。これでF660Aを介してインターネットに接続することができます。

RT-AX86U WAN接続の設定

IPv6にある接続タイプを[PassThrough(パススルー)]にします。IPv6のDNS設定DNS サーバーに自動接続するを[有効]にします。これでIPv6の接続ができるようになります。

RT-AX86U IPv6の設定

WiFi接続を引き継ぎたい、互換性を重視したい場合

RT-AX86U 互換性重視のワイヤレス設定

ワイヤレスにある全般のスマートコネクトを[OFF]にします。

認証方式を[WPA/WPA2-Personal]に変更します。WPA暗号化方式を[TKIP+AES]に変更します。

ネットワーク名(SSID)WPA-PSK暗号化キーF660Aと同じにします。これで、端末のWiFi設定を変更すること無く、新しいルーターのWiFiに接続されるようになります。WEPには対応していないのでWEPにしか対応していないニンテンドーDSなどのWiFi機器は接続できません。WEPはF660Aでも非対応なのでここでは関係ないですね。

F660Aのネットワークの無線LANをOFF(有効のチェックを外す)にして電波を止めます。

SSIDが異なる場合は電波を止めず2つのルーターを選んで接続することができますが、電波が混雑して不安定になってしまう原因となります。特に減衰しにくい2.4GHz帯では複数の家庭のルーターの電波で混雑しているアパートなどでは近隣とのトラブルになりかねないのでご注意ください。

スマートコネクトは2.4GHz帯と5GHz帯の認証を1つにまとめることができます。これは、同じ接続設定で繋がりやすい方に繋がるというメリットがあります。問題が無ければスマートコネクトを有効に、問題がある場合は無効にするのが良いです。5GHzに対応していない機器の場合は2.4GHzでしか接続されません。

WiFiの5GHzと第5世代移動通信の5Gは全くの別物です。WiFiの5GHzは電波の周波数を表し、5Gは移動通信の規格が第5世代のものを表しています。

インターネット側からアクセスしたい場合

DHCPサーバー固定割当設定有効にして、アクセスしたい機器をDHCP固定割当IPアドレスに登録します。

RT-AX86U DHCP固定割り当て

開放したいポート番号をWANポートフォワーディング登録します。UPnPもあるのですが、ルーター側で一部のポート番号が予約されているのか上手くいかなかったので、UPnP頼みでは無くポートフォワーディングに登録したら大丈夫でした。

RT-AX86U ポートフォワーディングの登録 2

RT-AX86U ポートフォワーディングの登録 2

Synology DiskStation(NAS)を接続しているのでルーターのUSBアプリケーション機能はすべて無効にしています。

NAS等でDDNSでドメイン名を設定している場合は、ドメイン名でネットワークにアクセスできます。ルーターにもASUSのDDNS機能があるのですが、こちらは2重ルーター状態では機能しないようです。

設定すればOpenVPNでの接続もできました。