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ダイキンの空気清浄機を新しいMCK70Vに取り換えた

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ダイキンの加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70VJ-Wを購入

MCK70VJ-Wダイキン加湿機能付き空気清浄機MCK70Vのジョーシンモデルの白色です。

MCK70Vは2018年9月発売で2019年9月発売のMCK70Wと通信機能の初期ファームウェア以外はほぼ同じです。機能が同じで価格差が大きいので旧製品を購入しました。今回は機能だけでなくデザインも同じなので値段が高い方を選ぶ理由はほぼないですね。

ずっとダイキンを選んでいるのはアレルギー対策には一番良いから。ハウスダストや花粉など空気を漂うアレルゲンには効果抜群です。その代わり手入れの手間がすごく大変!なのがダイキンだったのですが、最新型では基本的な手入れしか必要なくなりました。

2007年製のダイキン空気清浄機MC809と2008年製のパナソニック加熱帰化式加湿器FE-KXD07からの取り換えです。

旧型のダイキン空気清浄機との比較は別記事にまとめます。

MCK70VJ-Wの特徴

2019年モデル(2018年9月発売)はMCK70Vです。2020年モデル(2019年9月発売)はMCK70Wです。違いは機能もデザインも同じですが、通信アダプタの初期ファームウェアのバージョンが異なります。ファームウェアはMCK70Vもスマホを使って最新版にアップデートできます。

2021年モデル(2020年9月発売)はMCK70Xです。加湿フィルターが抗菌仕様に変わりました。加湿フィルターで細菌が増えてしまうの抑制します。

MCK70VJはMCK70VのJoshinオリジナルモデルとなっています。違いは自動運転における弱タップ以下が3段階(通常は2段階)になっています。これは寝室で使うときに少しでも騒音を下げることに貢献します。標準以上の風量は変わりませんのであまり気にする必要の無い違いです。

ダイキンの空気清浄機は昔から空気中を漂うアレルゲンに強いですが、昔の製品はお手入れの手間がとても大変なのが問題でした。MCK70Vはお手入れの手間は格段に解消しています。それでも昔の製品よりも効果が悪くなったわけではなく最新の設計で良くなっています。

空気清浄機の内部を確認せずにフィルターが袋に入ったまま気づかずに使う人たちがいますが、ダイキンでは青いテープを順番に剥がしていくと内部のフィルター取り付けまで自然と使う準備ができるようになっています。

MCK70Vの内部の固定を外すMCK70Vの脱臭シートを袋から取り出す

設定について

設定は基本的におまかせモード一択。タンクに水を入れないときは自動風量で。

空気清浄機について

PM2.5対応の目の細かいフィルターに内部からのストリーマ照射によってお手入れの手間が少なく、静電フィルターで目詰まりによる能力低下が少なくなりました。

フィルターが高性能になったことで交換をする場合はコストが高くなってしまいましたが10年交換不要です。こまめに交換したい場合でも3~5年に1度ぐらいの交換で十分そうです。

ツインストリーマでフィルターを通過するときにしっかり除菌されています。ダイキンのストリーマによるアレルゲン破壊はとても優秀です。ハウスダスト、ダニの粉塵、花粉のアレルギー持ちには欠かせません。少ない量でもアレルギー反応率が高い人にはやっぱりダイキンが良いです。

古い製品よりも集塵フィルターも脱臭フィルターも大きく分厚くなっていて空気清浄機の外に漏れにくくなっています。古い製品はストリーマでアレルゲンなどを破壊された微少な汚れが吹き出し口周辺を汚していました。新型のTAFUフィルターでは0.3マイクロメートルの粒子を99.97%除去とのことです。10年後でも72%の性能を維持とのことですが、これは空気清浄機の稼働状態に寄ります。集塵フィルターの能力は3年後で95%だそうなので、3~5年ぐらいで取り換えれば十分そうです。

MCK70Vの購入時に一緒にバイオ抗体フィルターを購入しました。インフルエンザのリスクを下げるバイオ抗体を埋め込んだ薄いフィルターです。フィルターの一番後側に取り付けます。MCK70Vでは本体側に取り付けました。

センサーが3つになったことで反応が良くなっています。今まではニオイセンサーが反応して動き始めるとホコリも吸い寄せられてホコリセンサーが反応する、離れたところのホコリは動作が強くならないと吸い寄せられないので反応しない状態でした。MCK70Vでは細かいホコリがPM2.5センサーで反応するので、ニオイセンサーが反応しない場合でもホコリセンサーが反応するようになりました。

バイオ抗体フィルターを追加

バイオ抗体フィルターはあくまでも空気清浄機を通過する空気に含まれるウイルスに有効です。空気清浄機を通っていない外からの空気はそのままなので、あくまでも室内でのウイルス感染を少しでも減らしたいという場合に使います。無くても構わないフィルターです。

バイオ抗体フィルターはビニールを開封してから1年が使用期限です。開封しなければ5年有効のようです。使用期限が過ぎて付けたままにしていても効果が無いだけで特に問題はありません。

空気清浄機のお手入れ

MCK70Vの基本のお手入れは一番手前のプレフィルターの表面のゴミを掃除機で吸い取ります。吸い込み口周辺をウェットティッシュで拭いたり掃除します。

プレフィルターもMC809に比べて目が細かくなり、吸い込み口の枠がないことで余計なところにゴミが付着しにくくなりました。そのおかげで掃除の手間が楽になりました。

たまに掃除が必要なのが内部のストリーマユニットですが、これはMC809でもめったに掃除しなかった部分です。空気の通り道とは別のところにあるのでほとんど汚れません。ストリーマユニットがこの1カ所になったので、大型になっています。これだけでフィルターや水トレイにストリーマを照射して十分な働きを得られるので技術はかなり進歩したようです。

加湿器について

加湿器の動作が温度に合わせて運転されるようになりました。気温20℃以下では60%、25℃まで50%、30℃まで40%が基準となります。

寝るときに湿度をのど肌モード(20℃以下で70%が基準となる)で高くすると、寝るときに気温が高くて寝ているときに冷え込むと、気化式でも結露で濡れてしまう原因となります。寝るときは湿度を上げるよりも、喉を湿らすのが良いです。布団の中に潜っている場合はお肌の乾燥対策に部屋の湿度を高くするのは意味がないです。

湿度のパーセントは同じ水蒸気量なら気温が高いほど低くなり、気温が下がると水分量が変わってないのに湿度は上がります。100%だと結露して濡れてしまう状態です。気温が10℃の時と30℃の時では飽和水蒸気量は3倍も変わります。

気温が高いと加湿器として動作していなくても水が自然と気化して湿気が上がってしまうので、乾燥する時期が終わったら水を抜いてフィルターなども乾かしておくのが良いです。

単体の加湿器よりも格段に汚れにくいです。こまめにトレイの水を捨てていればこすり洗いはめったに必要ないですね。水タンクがフィルターの後で横からになっているので、2010年製のACK75Lよりも汚れません。ACK75Lは水タンクがフィルターよりも前に差し込むので水タンクの汚れが酷かったです。

加湿ストリーマ空気清浄機の加湿器は気化式です。風の流れに自然に水分が含まれることで湿度が上がります。気温が低いほど飽和水蒸気量が低くなるので気化式では水分があまり乗らずに加湿が進まないことがあります。このような場合は先に気温を上げて加湿を高めに動作するのが良いです。気温が低く冷えてるときに加湿したい場合はヒーターを使ったスチーム式が良いです。ただ、気温が低いときに大きく加湿しようとすると濡れやすくなります。

MCK70Vでは加湿される空気の通り道と加湿器を通らない通り道があり、加湿中でも風量が低下しない設計になっています。加湿器を通る空気は空気清浄機のフィルターを通ってきているのでクリーンです。加湿フィルターは水車と一緒に回り、空気を加湿しながらフィルターは乾燥するのであまり汚れません。

MCK70Vは本体の湿度表示がぼやけて見づらいのですが。わざと表示を柔らかくしているようですが、こういうデザインの需要が多いのかな。

MCK70Vの風量と湿度のコントロールは優秀だと思います。音が気になるとき以外は基本は「おまかせ」で問題なし。湿度センサーもおかしい感じはないので、あまりにもおかしいなら設置場所と風の流れ方を確認して、問題なければ湿度センサーの不良を疑った方が良いです。どこのメーカーでも全品検査してる高額製品でない限りセンサー不良などが普通にあり得ます。

センサーが正常でも、外からの風が当たったり調理の水蒸気を吸い込んだりで、その場所の湿度が部屋の湿度と違っている可能性があります。気温と違って湿度は水蒸気量と結露する露点との相対なので難しいです。気温が高い場所なら湿度計は他よりも低くなるのが正常です。逆に冷えてるなら湿度は高く表示されます。

通信機能について

通信機能は2.4GHzのWiFi(IEEE802.11b/g/n)対応です。MCK70Vでは初期ファームウェアは11chまでしか対応していません。ルーターに接続できない場合はスマホを空気清浄機のWiFiに直接接続するとファームウェアの更新が行えて、2.4GHz帯WiFiのチャンネルが13chまで対応できるようになります。

ルーターではなくMCK-70VにWiFiで直接接続するためのSSIDとKEYは前面カバーを外して左上に記載されています。ルーターに接続する場合はWPSボタンでできます。MACアドレスをルーターに登録する必要がある場合、ダイキンスマートアプリで確認することができます。

ルーターに接続しているのにDaikinAPが中継器のように電波を出し続けてしまう問題は継続中です。(ファームウェア2.6.5現在)

スマホにダイキンスマートアプリを入れると、高度な情報の確認やリモコンのように操作が行えます。空気清浄機をルーターに接続していればインターネットを通して外出先から確認や操作することができます。

ダイキンスマートアプリでできること

  • 空気清浄機の電源のON/OFF切り替え
  • 温度と湿度の確認
  • ホコリ、PM2.5m、ニオイ、センサーの反応レベルの確認
  • センサーの反応をグラフで確認
  • 曜日と時間ごとのタイマーによる動作設定の変更
  • ファームウェアのアップデート
  • 外から操作に切り換えてインターネット経由で確認や操作

本体表示だとセンサーは青/オレンジ/赤の3段階ですが、アプリではもっと細かく数字で表示されます。湿度は本体で表示されますが温度は表示されません。

タイマー設定を使うと、日曜日の日中は湿度を高めにするとか、食事の時間はニオイで風が強くならないように風量を弱に設定するとか、自動で動作が切り替わるようにすることで煩わしが減ります。

現在のバージョンではCLUB DAIKINに登録して、そのIDとパスワードを使う方法と、外から操作用のIDとパスワードを別途作成する方法があります。外から操作用のID作成は古いバージョンから使っている人用で、新規に作る場合はCLUB DAIKINに統合することが推奨されています。外から操作用のIDとパスワードは、変更すると同じものは使えず新たに作り直す必要があります。

外から操作するにはダイキンスマートアプリの設定で「外から操作」に切り換える必要があります。

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