概要
明和グラビアの断熱カーテンライナーを購入したので、実際に使用した感想や取り付け方、選び方をお伝えします。窓を閉めていても外から伝わる冷気や熱気を効果的に抑え、価格も手頃で、部屋の省エネ対策として特におすすめの商品です。
断熱カーテンライナーの特徴
断熱カーテンライナーは、通常のカーテンと窓の間に設置することで冷暖房効率を高めるビニール素材のカーテンです。
通常のカーテンは隙間やたるみが大きく生じがちですが、このライナーは床や壁への密着を高めることで隙間を減らして外気の侵入を抑えます。
通常のカーテンと同じにSカンを使ってカーテンレールに取り付ける方法と、通常のカーテンに重ねて1つのカーテンレールに一緒に取り付ける方法があります。
明和グラビアの100x140cm グレー を購入した感想
商品概要
- 購入場所: 楽天市場
- サイズ・色: 100×140cm、グレー(2枚入り)
- 製造国: インドネシア製
- 付属品: Sカン(14個)
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楽天で売っていた明和グラビアの100x140cm 2枚入り無地で遮光のグレー を購入しました。生産国はメイドイン・インドネシアでした。
断熱カーテンには穴が7つあり、Sカンが14個付属しています。
設置方法
- カーテンと一体にする形で取り付けました(Sカンは使用せず挟み込む方法)。
- 長さは切らずにそのまま使用。北側の部屋に使用。
カーテンレールがカーテン1枚分しかないため、Sカンは使用せずにカーテンの裏に挟みました。
カーテンと一体に取り付ける場合、断熱カーテンの穴の位置をカーテンのフックを通す一番下側に合わせるため、カーテンよりも低めの位置となっています。材質は塩化ビニル樹脂(ビニール)で裏表は気にせずに使えるようです。ここでは上側が折り曲げられている方を窓側に向けました。
長さは切って調整することもできますが、切らずにそのまま使用。北の部屋の窓なので、窓は出窓のような長さで床よりも高く、窓の下が腰ぐらいの高さにあります。カーテンよりは大分下まで垂れ下がっていますが、床には届かない長さです。
効果と使用感
- 窓からの冷気が明らかに軽減されました。北側の部屋の窓では、冷たい空気が伝わる感覚が大きく緩和されました。
- 日中の光について:グレーは遮光率85%で、完全には暗くならずに外の明るさが伝わってきます。
- UVカット率95%で、家具や部屋の装飾品の日焼け防止にも有効です。
グレーを選んだのは夏の反射光を防止するためです。北側の部屋とはいえ、裏の建物やアスファルトから反射してくる日差しが結構眩しい。
グレーは遮光率が85%ですが、日中に外が明るいのが分かるほどの透過率になっています。完全遮光ではないので夜に電灯を付けてれば外からも電灯が付いているのが分かるレベルです。
遮光タイプ(グレー)のUVカット率は95%。カーテン越しでも紫外線は通り抜けてくるため、直射日光が当たらなくても反射光で意外と置いてあるものが紫外線で日焼けします。UVカットは少しでも高い方が紫外線で劣化しにくくなって良いです。ものだけでなく、窓からの日差しで目や肌への影響もあります。透明度が高いクリアタイプではUVカット率が99%と遮光タイプよりも高くなっています。フィルムというか素材というか、そういう違いなのでしょう。
使ってみた感想は、窓から伝わってくるスゥーッとした冷気がかなり違います。窓からの寒さはかなりマシになりました。ただ、冬の冷え込みとして部屋全体が冷えてくるのは変わりません。
冷え込むと窓の内側が結露して濡れてることが多いですが、窓を薄く開けて断熱カーテンを閉めていると、部屋をあまり寒くさせずに窓を乾燥させることができます。
換気をする場合も、窓を開けた部分だけカーテンを開けていれば、風が入ってくる分以外の余計な冷え込みを抑えることができます。
値段の割にはそれなりに効果があり、少しでも暖房の設定温度を下げて冷え込みを抑えて過ごしたいなど省エネ対策として有効な商品です。
夏の場合は冷房の効果が窓から消えていくのを防ぐという考えで使うのが良いです。窓辺は壁よりも部屋の中と外の熱交換が発生する場所です。壁の間に断熱材を挟み込むような感じで窓と部屋の間に挟む断熱カーテンだと理解するのが分かり易いです。厚みのある断熱材と違い1枚のビニールカーテンですが、特殊素材の高価な断熱カーテンであればもっと効果が大きくなる余地があります。
通常のカーテン側にも遮熱防音カーテンなどを組み合わせると毛布を掛けてるように熱や冷気が外に逃げにくくなります。
効果ありと効果なし
断熱カーテンライナーの選び方
- 大きさ、サイズ
- デザイン、模様、色
- 光の透過率、遮光率
- その他の機能
が選ぶポイントになります。
大きさが合わないと十分な効果が得られないので一番大切なポイントです。
サイズは100(幅)x140(丈)cmや100x200cmなど使用しているカーテンや窓の大きさに合わせます。通常のカーテンは床より少し上にしていることが多いと思いますが、断熱カーテンは床に密着して隙間が埋まっている必要があります。
風で飛ばされてくるのでなければ冷気は下に流れてくるため、下側から冷気が入ってこないようにできるだけ隙間を埋めるのが重要です。
デザインは透明なもの、色付きもの、ガラや模様の付いたものがあります。
カーテンと一体で一緒に開け閉めする場合は気にする必要がなく、通常のカーテンとは独立して断熱カーテンのみを開け閉めする場合はデザインも重視するのが良いです。
光の透過率は部屋の明るさや日差しの暖かさや暑さに影響します。外の明るさをそのまま部屋の明るさに反映させたい場合は透過率が高い透明タイプを、眩しさを抑えたい場合は透過率が低く遮光率が高い色付きモデルを選びます。
その他の機能として、透過率や色によってUVカット率が変わることや、透明でも曇りガラスのように明るさは反映されても部屋の中が見えなくなるもの、結露しても雑菌が増殖しにくい抗菌仕様などがあります。
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