音波通信体温計 MC-6800B けんおんくんを買ってみた
オムロンの「音波通信体温計 MC-6800B けんおんくん」を購入しました。
以前からスマホで記録できる体温計があると良いのに!と思っていたのが、いつの間にか発売されてました。しかも、血圧計や体組成計と同じオムロンコネクト対応です。
元々オムロンコネクト対応の、血圧計、体組成計、活動量計を使っていたので、そこに体温計が追加となりました。
体温計はBluetoothではなく音波信号をスマホのマイクで拾うという仕組みになっています。体温計の場合は3つの数字を伝えるだけなので音を信号にするという方法が使えるのですね。体温計を耳に近づけるとジーッという音が聞こえます。
MC-6800Bの感想
測定後に音で信号を出すのと転送用の表示以外は普通のオムロン体温計と変わりません。
測定後すぐに転送しなければならないのと、オムロンコネクトでは文字入力で体温を記録することができません。測定後に転送できなかったときは記録が取れないのが問題となります。
問題なくスマホに転送できてさえすれば快適です。転送したときの時間で自動的に体温が記録されます。
音波通信体温計 MC-6800B けんおんくん の使い方
オムロンコネクトをインストールして、機器の追加で体温計を追加します。
メイン画面の+ボタンで体温計の使い方を表示します。
脇の下で15秒の予測または10分の実測で測ります。
オムロンコネクトの「転送を始める」で転送モードを開きます。
スマートホンのマイクの近くに体温計を近づけます。
読み取りが完了するとメイン画面に体温が表示されます。
体温のタイルを開くとグラフで確認することができます。「日」のグラフでは転送した時間毎に見ることができます。週以降はグラフが1日の平均値で表示されます。
測定した記録を数字で見るには「右上の縦三本:」を押して「測定結果一覧で表示することができます。測定ミスなどでそこで選んで削除することができます。
音波通信体温計 MC-6800B けんおんくん の問題点
スマホで記録するためには、測定してすぐに転送する必要があります。体温計の通信は測定から2分後に自動で終了してしまいます。転送できなかった分をあとから転送することができません。
オムロンコネクトでは測定した体温を手動で入力することができません。
オムロンコネクトはアプリを起動したままにしておくと、スマホ本体の省エネ機能により通信が止まっていたり、転送に失敗することがあります。スマホの設定でオムロンコネクトを省エネ設定から除外したり、アプリは使わないときは終了させるようにします。転送したいときに問題が発生した場合は、アプリを完全に終了させてアプリを起動し直すとだいたい直ります。駄目なときはスマホのアプリ一覧からアプリを強制終了させて起動し直します。
こんなときは
通信機能を使わずに体温計を使い続けたい場合
電源が切れている状態で電源スイッチを約7秒間押し続けると、通信機能のON/OFFを切り替えることができます。
体温を転送できない場合
オムロンコネクタでマイクを使えるようにスマホのシステムで許可する必要があります。
音でデータを転送するため、音を隠すような状態では転送することができません。騒がしい場所では転送できない場合があります。マイクの位置に近づけると成功しやすいです。
ヘッドセットやイヤホンを接続していてスマホ本体のマイクが無効になっていると転送できません。
iPhoneではアクセシビリティのサウンド認識が有効になっていると転送できません。オフにします。(機種による?)
AndroidではVoice Matchが有効になっていると転送できません。オフにします。(機種による?)
体温が安定しない
わきの下に熱がこもっていると体温が高めになります。わきの下に風を通してみましょう。
15秒測定は予測値です。正確な温度は15秒後のブザーが鳴っても取り外さずにそのまま10分後のブザーが鳴るまで待ちましょう。
体温計は服の下側(首ではなくお腹側)から差し込みましょう。先端がワキの中心に来るように差し込みましょう。
体温計の先端を挟むようにワキを閉じましょう。
今まで使っていた体温管理アプリ
Androidでは「らくらく体温管理」を使うと体温を簡単に入力してメモを追加することもできます。自分だけでなく家族の体温も管理することができます。
グラフは測定毎に記録されて、縮尺は変えることができません。グラフに数字も表示されるので時間を開けた測定では見やすいですが、間隔が狭いと重なって見づらくなります。
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