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バイクと自動車用のバッテリー充電器No.2720 BALSTAR CHARGERを買ってみた

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No.2720 12V/24Vバッテリー充電器 BALSTAR CHARGER の特徴

大橋産業のNo.2720 BALSTAR CHARGERは原付バイクからトラックまで幅広くつかえる12V/24V対応のバッテリー充電器です。

長方形のボックスにケーブルが収納されているので保管しやすい設計になっています。

ケーブルは電源コードとバイク専用の充電クリップケーブルに自動車などに使う充電クリップケーブルがあります。充電ケーブル2種類はコードの途中で付け替え式となっています。

ケーブルのボックスのカバーには左右に穴があるので、電源コードと充電ケーブルをそれぞれ穴を通すと充電中でもカバーを閉じることができます。ケーブルの長さは電源コードも充電ケーブルも1.8mとなっています。

対応するバッテリーの種類はDC12V/24Vのオープン/シールド/AGM/ディープサイクル/アイドリングストップ車用のバッテリーに対応しています。

充電完了後は接続したままで維持充電が行われます。すぐに外さずに維持充電を行う方が回復するようです。

バッテリーが弱っている場合はリバイブ充電やバッテリーの活性化機能があります。

充電以外にエンジンが掛からないときのセルスタート機能があります。

使い方

Panasonic CAOS N-60B19L/C7では充電電流が3.0Aとなっているので、電流選択は弄らずに標準の2A充電を行いました。

クリップ赤+を接続。クリップ黒-を接続。コンセントを接続。

先にコンセントを接続してからクリップの接続でも違和感はなかったです。バチッとかは発生せず。


※コンセントを接続してクリップを接続していない状態。

バッテリーの種類がStandardで2Aで充電する場合はそのままSTART/STOPボタンで開始。バッテリーの種類がAGM/ディープサイクル/ISS(アイドリングストップ)の場合は[バッテリー選択]ボタンで切り換える必要があります。何もしなければ30秒後に12Vバッテリーの場合は[STANDARD 12V/2A](24Vの場合は12A)で充電が自動で開始されます。

充電電流を高くしたい場合は[電流選択]ボタンで切り換えます。電流は2A>5A>12A>25Aに対応。バッテリーの充電電流に近いAを選択します。Aを高くする場合は休息充電となりガスが発生しやすいので注意が必要です。基本が密閉されているPanasonic CAOSシリーズは急速充電は不可。ガスの発生が多いと容器が破裂する恐れがあります。急速充電ができる場合はガスが抜けるように液口栓を緩めて屋外で充電しましょう。

バッテリーが弱っている場合は[メンテナンス]ボタンでバッテリーを活性化充電を行います。

充電ではなくエンジンが掛からないときの補助に使う場合は[セルスタート]ボタンで電気を流しながらエンジンを始動させます。セルスタートに使う場合もコンセント接続が必要です。

原付バイクに使う場合はバイク用のクリップを接続することで0.8Aでの充電が行えます。2Aで充電できる大型バイクは自動車と同じクリップを使います。


※充電開始前。バッテリーの電圧が表示されます。この充電器に診断機能はありません。

何もしなくても30秒後に自動で充電が開始されます。


※充電開始。表示は60%から始まり10%単位で増えて行きます。

Panasonic CAOS N-60B19L/C7は普通充電電流が3.0Aで5時間率容量は36Ah。この充電器は5時間率が20Ah~50Ahは5A充電できますがここでは2Aで充電しました。充電できればA値は小さいほどバッテリーへの負担が少なくゆっくり安定して充電されます。

充電が開始された後からでも、バッテリーの種類と充電電流の変更が可能です。自動で充電が始まって慌ててSTOP操作しなくても大丈夫。

充電電流の設定

充電電流 対応する5時間率のバッテリー容量
2A 20Ah程度のバッテリー
5A 20~50Ahのバッテリー
12A 50~120Ahのバッテリー
25A 120~250Ahのバッテリー

24Vの場合は充電電流は12A固定となります。バイク用のクリップを使用した場合は0.8A固定となります。

クリップは1種類のみ接続できます。バイクと自動車を同時に充電することはできません。

バッテリーの端子電圧が3V~12Vの場合は活性化機能により自動的に回復充電が行われます。これにより劣化したバッテリーでも充電されやすくなっていますが、液不足や金属板の劣化など物理的な問題が起きている場合には回復できません。

充電開始後すぐに充電が完了した状態になってしまい充電ができていないときは[メンテナンス]ボタンでメンテナンスモードを実行してバッテリーを回復させることができますが、3回以上繰り返しても充電ができる状態にならない場合はバッテリーが劣化しすぎていて回復ができない状態となっています。

端子電圧が3V以下に低下してしまっているときは[START/STOP]ボタンと[メンテナンス]ボタンを同時に5秒以上の長押しをすることでリバイブ充電が行えます。10分で自動停止となるので、3V以上に回復した場合は通常の充電を実行することができます。大きく劣化したバッテリーの充電は危険性が高いため、すぐに停止できるように安全な場所で実行し、異常があればすぐに止められるように監視する必要があります。

Panasonic CAOS N-60B19L/C7に使ってみた

バッテリーテスターにはLancol Micro-200を使用しました。

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Panasonic CAOSのCCAは公表されていませんが、60B19サイズのC7は350CCAほどらしいのでテスターのCCA設定は350にしました。

充電時間はいつの間にか終わっていたので不明。12時間以内です。

充電前は自動車からバッテリーを取り外す前、充電後は一晩おいて翌日取り付けてエンジンを掛ける前に測定しています。※アパートなのでバッテリーを取り外さないと充電ができない。

項目
充電前
充電後
Battery Test
SOH:  45%    235CCA
SOC:    0%   11.99V
Internal R= 12.62mΩ
Rated:    350CCA
Select Input: CCA
GOOD-RECHARGE(要充電)
SOH: 100%    370CCA
SOC:  98%  13.14V
Internal R=  8.11mO
Rated:    350CCA
Select Input: CCA
GOOD BATTERY
Cranking Test
Cranking Time(始動時間)  1330mS
Cranking Voltage(始動電圧)  LOW(低い)
9.08V
Cranking Time  1489mS
Cranking Voltage  NORMAL
10.66V
Charging Test
LOADED(負荷電圧)     13.84V
NO-LOADED(無負荷)     14.00V
Ripple(波形)     5mV
CHARGING(充電電圧)  NORMAL(正常)
LOADED    13.80V
NO-LOADED    13.96V
Ripple    10mV
CHARGING    NORMAL
LifeWINKでは充電前は放置時が[充電不足]が点灯し、エンジン始動では4/5点灯。充電後は[良好]に変わりました。車に取り付けてエンジンを掛ける前は[充電不足]が点灯しましたが、エンジンを掛けて切ってからは[良好]となっています。
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