概要
電気シェーバーをBRAUN 350CC-AからPanasonic ES-CLV7D-Aに取り換えました。
パナソニックのES-CLV7Dは、2018年モデルの音波式5枚刃の電気シェーバーです。ES-CLV7DとES-LV7Dの違いは、販売ルートのみであり、本体の仕様は同じです。保護キャップの色やポーチのデザインなど、細かい点で異なる場合がありますが、詳細な違いはモデルによって異なるようです。
感想は、ストローク数が高いリニアモーター特有のビーーっという甲高い音が響きますが、それ以外は快適で最高の電気シェーバーです。
ブラウン 350CC-Aとパナソニック ES-CLV7Dの比較
写真は奥の5枚刃がパナソニック ES-CLV7D。手前の3枚刃がブラウン 350CC-A。
ブラウンの350CC-Aは、2010年モデルであり、3枚刃を備えています。また、シリーズ3には洗浄機が付いているのが大きな特徴です。
洗浄機の違い
350CC-Aの洗浄機とES-CLV7Dの洗浄機はほぼ同じ大きさです。
350CC-Aは洗浄機の上部にあるボタンを押して端子を被せて固定します。固定されると自動で洗浄が始まり、充電も行われます。最初は充電だけはできませんでしたが、古くなると接触不良により充電はされるものの、差し直さないと洗浄が動作しないことが増えました。
350CC-Aの洗浄液はアルコールのカートリッジになっています。この洗浄液は350CCに限らずブラウン製品で共通です。キャップを外して差し込むだけで簡単に使用できます。アルコールを使用することで強力に殺菌できるため、肌が炎症しやすい場合でも安心です。ただし、乾燥が不十分な場合はアルコールが肌にしみて痛みを感じることがあります。この洗浄機はブラウン製品の中でも簡易的な作りであり、乾燥機能はありません。アルコールなので気温が高い場合は自然蒸発します。
アルコールなので不要になったカートリッジを処分するのは少し手間がかかります。穴にティッシュを詰め込み、日の当たらない場所に置くとティッシュから蒸発して自然乾燥します。完全に乾燥したらプラスチックゴミとして廃棄してください。洗浄カートリッジは2個入りで約1000円です。
ES-CLV7Dの洗浄機は洗浄液と水道水を混ぜるタイプです。殺菌効果があり、安心感があります。洗浄液は3パックのES-4L03で、ブラウンよりも大幅に安く、約700円です。また、薄いプラパックなので廃棄物の処理も簡単です。
ES-CLV7Dの洗浄機はスイッチで動作を切り替えることができるので、使いやすいです。洗浄せずに充電だけを行うこともできますし、刃を外して水道水でしっかり洗浄してから乾燥して使用することもできます。
形状と刃の違い
BRAUN 350CC-Aは3枚刃でスマートな形状で、横置きしてもヘッドに負担がかかりません。
Panasonic ES-CLV7Dはヘッドが大きく飛び出しており、背面を下に置くと不安定です。俯せ(表が下)だと安定しますが、ヘッドに負担がかかりそうです。
持ちやすさでは、Panasonic ES-CLV7Dが細くて持ちやすいです。一方、BRAUN 350CC-Aは掴むところがやや大きいです。日本人の小さな手にはパナソニックがちょうど良いです。
Panasonic ES-CLV7Dの5枚刃はヘッドが大きいですが、動きがスムーズで楽です。BRAUN 350CC-Aはヘッドが細いだけで、特に良くも悪くもありません。ES-CLV7Dの方が非常に剃りやすいです。
音の違い
BRAUN 350CC-Aは、リニアモーターの音波振動ではないため、通常のうるさい音がします。甲高く響く音ではありません。発売当時はシリーズ5よりも肌に優しいと言われていましたが、肌を滑らかに撫でるだけではあまり剃れません。
Panasonic ES-CLV7Dは、リニアモーターで甲高く響く音がうるさいです。ただし、早く剃れるため、うるさい時間は短くなります。押しつけずに滑らかに剃れるため、肌への負担は少ないです。
感想
Panasonic ES-CLV7Dは音がうるさいこと以外は十分満足です。
音はまだまだ改善の余地がありますが、リニアモーターだと仕方ないかもしれませんね。せめて音波歯ブラシぐらいには下がってほしいところですが、歯ブラシよりも動きが大きいので仕方ないかな。
騒音のdB値では上位モデルは各社の違いは微々たるもののようです。パナソニックのリニアモーターは高音が目立つというのが特徴です。高音は減衰しやすいので壁を挟めば急に小さくなります。剃っている本人以外にはあまり変わらないのかもしれません。
パナソニックは音が静かという人もいて、感じ方は人それぞれですね。音に敏感な人はお店で確認することをお勧めします。
YouTubeなどで音を確認できる場合もありますが、聞こえる音は音を出すスピーカーやヘッドホンの音であり、生の音とは実際の響き方が大きく異なる場合がありますのでご注意ください。モニタータイプ(音を忠実に再現できるもの)のヘッドホンでも録音環境や圧縮次第では聞こえ方が変わってしまいます。
色デザインに関しては、表示しているモニターの色合いや撮影時の光の加減などでも大きく変わります。実物を見る場合も、お店の照明や日陰や日差しの当たり方でもかなり見え方が変わります。
コメント
日本語の文章でないと受け付けません。コメントはすぐには公開されません。(スパム対策)