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GeForce GTX1070からRTX3070に交換

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MSIのGeForce RTX 3070を購入したのでレビュー

RTX 3070を購入した理由

メインの液晶モニターをUWQHD(3440×1440) 75Hzのものに変えてから、FF14が性能不足で30Hz制限でプレイしていました。

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FF14ではフレームレート選択できる仕様です。

  • 無制限
  • モニターのリフレッシュレートの1/1
  • モニターのリフレッシュレートの1/2
  • モニターのリフレッシュレートの1/4

から選択できます。1/4は離席や非アクティブ時に使用されます。

アイオーデータLCD-GCWQ341XDBは75Hzと60Hzが選べるのでモニターを60Hz設定にすると、無制限/60fps/30fps/15fpsが選択可能です。

FF14 フレームレートの制限

なぜ半分の30fpsに制限するのか?

無制限や60fpsだと性能不足でフレームレートの変動が大きく、グラボのGPU使用率が95%を超えて表示が不安定になるのです。

FF14はMMO RPGなので1フレームの差は操作に影響しません。不安定な60fps以下の表示よりも安定した30fps表示の方が変動が小さくて見やすく操作しやすいのです。

MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8G から MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO に更新したことで、75fpsでGPU使用率が70%と安定した表示になりました。

場面によってはフレームレートの落ち込みが発生しますが、少人数のIDならばほぼ75fps張り付きで安定表示できています。

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOを選んだ理由と感想

MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8Gの後継として選びました。

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO 本体

大型ヒートシンクで3連ファン搭載!

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOMSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8Gよりもさらに大型化しています。

MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8GとRTX 3070 GAMING X TRIOの形状比較

形状を比較するとMSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO は長さがあり、MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8Gは幅が広いように見えますが、323 x 140mmと279 x 140mmで幅は同じなのです。

ケースに入る長さはギリギリでした。ケースはSilver StoneのRV03で、下から上に熱が逃げていくタイプです。上から吊しているような状態なので、グラボの重さを支える必要がありません。

このタイプのPCケースもっと普及すれば良いのに。温度の高い熱はファンが無くても上がって抜けていく煙突効果による冷却性能は素晴らしいです。グラボが縦になっていれば、グラボが仕切りとなって下側に熱が溜まってしまう心配が不要です。

PCケースRV03にMSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOを取り付け MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOのライティング

写真は性能測定とは別にメインのPCに取り付けた状態です。M.2ソケットが無いため、2つめのPCI-E x16ソケットにNVMe SSDを取り付けています。RTX3070でもPCI-E3.0 x8モードで性能低下はほとんど無さそうです。なのでPCI-E4.0と3.0の違いが無いのは当然ですね。同等性能のRTX2080TiがPCI-E3.0で問題なかったわけですし。

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOは専用ソフトでライティング設定が可能で、サイドが重視されています。写真だと明るい場所は白くなってしまうので伝わりにくいですが、結構目立つ発色です。

3連ファン搭載の大型モデルは2連ファンモデルと比べて1万円も高いですが、冷却性能重視としては納得のコスト高です。ファンが1つ多くて、大型のヒートシンクを搭載しているのだから高くて当たり前ですね。

PCI-E補助電源コネクタは内側に入っているのでコネクタが出っ張らならい作りになっています。

MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8Gはコネクタが出っ張るのでPCケースのサイドカバーにケーブルが当たっていましたが、MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOは当たらずにケースカバーを閉じれました。

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOの電源コネクタ表側

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOの電源コネクタ裏側

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO は出だしの価格は8万円ですが、ASUS ROG-STRIX-RTX3070-O8G-GAMINGは更に大型で動作クロックも高くて価格が1万円程高いです。

MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIOのファンは低負荷時はファン停止、発熱が増えると回転を始めます。ファンノイズは気にならないほどの静音。

UWQHD(3440×1440)で75fpsならFF14は気温22度でGPU温度が60度ぐらいです。

ファンの回転が60%以下なら音は気にならず、100%はかなり目立ちますが不快な音では無いです。

GTX1070 GAMING Z 8GとRTX3070 GAMING X TRIOの性能比較

スペックの比較

GTX1070 GAMING Z 8G  →  RTX3070 GAMING X TRIO

ビデオメモリ: 8GB GDDR5  →  8GB GDDR6

コア数: 1920  →  5888

コアクロック(MHz): 1835 / 1632 (ゲーミングモード) →  1830 MHz

消費電力: 150W  →  240W

SLI (NV-LINK): 対応  → 非対応

補助電源コネクタ: 8+6pin  → 8+8pin

カードサイズ (mm): 279 x 140 x 42  →  323 x 140 x 56mm

映像出力端子: DisplayPort x 3 (Version 1.4) / HDMI 2.0b / DL-DVI-D
→  DisplayPort x 3 (v1.4a) / HDMI 2.1 x1

カードが大きくなったのと、電源コネクタが8+8になったのと、DVI-D端子が無くなったことが要注意なポイントです。特に長さが300mmを超えているので入らないPCケースが多いですね。

DVI-Dのモニター接続にはDisplayPort → DVI-D変換ケーブルを使用しました。元々メインで使ってたDVI-Dモニターをサブ画面に回しました。

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性能測定と性能比較

モニターはDellの4KモニターP2415QをDisplayPortで接続しています。

このモニター HDMIは4k30Hzになってしまうのが残念です。あと、たまにコンセントを抜き差ししないとDisplayPortが映らなくなります。購入当時4Kで一番安かったモニターなのでこんなものなのでしょう。現在販売されている製品は改善されてるはず。あくまでもハズ。

CPUがIntel Core i7-4790Kと古いので、CPUによる性能不足があります。測定用のサブPCの方が新しくて、メインはCore i7-3770Kと更に古いです。それでもグラボを最新のに取り換えることでゲームの表示は快適になりました。メインでは4コアとも4GHzのOCで使用しています。性能測定用では基本OCなしの標準設定です。

FF14の性能

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
Direct X11のゲーム
消費電力はPCの消費電力を測定し、30秒間平均の最高値を使用しています。

1920×1080    最高品質

GTX1070 GAMING Z 8G

消費電力: 313.5W
SCORE: 15409
平均フレームレート: 110.9822
最低フレームレート: 49

RTX3070 GAMING X TRIO

消費電力: 367.3W
SCORE: 17768
平均フレームレート: 149.9975
最低フレームレート: 50
どちらも十分な性能です。

2560×1440 最高品質

GTX1070 GAMING Z 8G

消費電力: 331.4W
SCORE: 11639
平均フレームレート: 78.65891
最低フレームレート: 29

RTX3070 GAMING X TRIO

消費電力: 363.7W
SCORE: 15231
平均フレームレート: 116.4518
最低フレームレート: 50

GTX1070は性能不足によりフレームレートの落ち込みが大きくなりましたが、RTX3070はフルHDと変わらず余裕の性能。

3840×2160 最高品質

GTX1070 GAMING Z 8G
FF14 ベンチマーク MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8G

消費電力: 313.6W
SCORE: 5882
平均フレームレート: 39.54881
最低フレームレート: 14

RTX3070 GAMING X TRIO
FF14 ベンチマーク MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO

消費電力: 378.7W
SCORE: 11137
平均フレームレート: 75.04922
最低フレームレート: 28

4Kの最高品質ではRTX3070でもフレームレートの落ち込みが大きくなりました。それでも平均60fps以上は出てるのですけどね。最低フレームレートが低くなり、フレームレートの変動幅が悪い方に広がっています。
4Kでも画質を下げるか、30fps制限にすれば問題無さそうです。平均フレームレートが60fpsを超えており、スコアの結果は1万超えており「非常に快適」となっています。
ということで標準品質の測定結果も掲載します。

3840×2160 標準品質(デスクトップPC)

RTX3070 GAMING X TRIO

消費電力: 356.6W
SCORE: 16194
平均フレームレート: 122.9444
最低フレームレート: 36

画質を下げても最低フレームレートは落ち込みますね。fpsの変動幅がありますが平均フレームレートが122fpsあるので立ち直りが早いので変動はあまり気にならない感じです。

FF15のベンチマーク

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

Direct X12のゲーム

GTX1070 GAMING Z 8G

FF15 ベンチマーク MSI GeForce GTX 1070 GAMING Z 8G

1920×1080 標準品質 9599-とても快適
1920×1080 高品質 7223-快適
2560×1440 標準品質 6493-快適
2560×1440 高品質 5220-やや快適
3840×2160 標準品質 3457-普通
3840×2160 高品質 3035-普通

RTX3070 GAMING X TRIO

FF15 ベンチマーク MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO

1920×1080 標準品質 13338-非常に快適
1920×1080 高品質 10369-とても快適
2560×1440 標準品質 11569-とても快適
2560×1440 高品質 8884-快適
3840×2160 標準品質 7014-快適
3840×2160 高品質 5905-やや快適

RTX2080Tiと同等の性能でもこれですかーといった感じで、4Kでの安定した表示には厳しいものがあります。画質設定を調整したりフルスクリーンで解像度下げれば、WQHD(2560×1440)での快適なプレイは可能ですね。

販売店

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