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カーバッテリーのカオス 60B19Lを交換した

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Panasonic CAOS 60B19Lでバッテリーの交換

朝に冷え込むとエンジンが掛からなくなったので、秋の軽自動車に続いて普通車もPanasonic CAOSバッテリーを交換しました。

N-60B19L/C7 パッケージ

なぜか軽自動車と普通車(1500cc)で同じサイズのバッテリー。B19Lは標準は40B19Lですが、同じ形状で容量が大きい60B19Lを使用しています。

N-60B19L/C7 カーバッテリー

前回交換したのもパナソニックのカオス60B19Lで3年6ヶ月での再交換となりました。

車のサイズの割に小型のバッテリーなので保証期間が過ぎると持たないようです。パナソニックのカオスは容量に余裕があれば4~5年保つようです。

ちなみにカオスにする前は1~2年で交換でした。ネットで買うとホームセンターの安いモデルに少し上乗せした金額でカオスが買えるので助かります。

今回はPanasonicのオプション品であるLifeWINKも一緒に取り付け。バッテリーの劣化や充電の異常がLEDライトで分かります。

N-60B19L/C7 カーバッテリーとLifeWINK

カーバッテリーの交換

ボンネットを開けて、バッテリーを留めている金具を外します。

10mmや8mmのレンチでねじを外します。10mmのレンチしか無い場合は、小さいところはラジオペンチでも回せますが、カドを潰さないように注意。

カーバッテリー交換 固定ねじ

この時点で絶縁手袋を装着するのが安心です。無ければ軍手でも良い。

金属がプラスとマイナスに接触してショートしないように注意。

外したネジをボンネットの中に落とさないように注意。

バッテリーの奥側で引っかけて固定している長い棒を外します。(構造によっては違う止め方かも)

外すときに下の先端がどこに引っかけているのかを確認。取り付けるときに正しい位置に引っかけないとねじが締まってても外れてしまいます。

交換するバッテリーを近くに用意します。

古いバッテリーの電圧は11.9Vでした。ジャンプスターターのこのプラグはケーブルだけで電圧が表示されます。

交換前のカーバッテリーの電圧

取り付けてあるバッテリーの車のケーブルに、バックアップ電源があれば接続します。バックアップ電源は車内機器の初期化を防ぎます。

カーバッテリー交換 補助バッテリーの接続

電子制御が進んだ自動車だと、バックアップ電源が無く設定が初期化されてしまうと不都合が生じる場合があるようです。

ジャンプスターターは電圧低下でエンジンをかけるための補助電源であるため、安全のために一定時間で動作が止まる場合があります。電力が途切れることによる初期化の問題を完全に防ぐにはバッテリー交換用の補助電源を使うのが安心です。

ケーブルの端子のマイナス(黒)を外してプラス(赤)を外します。

プラスの先端が引き締まっているので上に抜く前にマイナスドライバーで先端を広げてしっかり緩めておきます。

カーバッテリー交換 プラス側の端子の先端を緩める

古いバッテリーを外して新しいバッテリーを置いて、プラス(赤)のキャップを外して端子を差し込みます。

赤と黒の位置が逆にならないように注意。

マイナス(黒)のキャップを外して、端子を差し込みます。

バックアップ電源を接続している場合は取り外します。

バッテリーの置き位置を微調整しながら、上から押さえつける金属と棒を固定します。

LifeWINKを接続する場合は、プラスとマイナスの端子のねじを締める前に差し込みます。

カーバッテリーにLifeWINKを接続

ケーブルを端子に接続してLifeWINKの位置が決まったら、裏面の両面テープで固定します。

バッテリーと車のケーブルの端子を締め付けます。バッテリー側の丸い端子が変形するような力一杯締め付ける必要は無いです。バッテリーは固定されているので、ケーブルが引っ張っても抜けない強さで閉めます。

バッテリーの後で留めている棒を揺さぶって緩みが無いことを確認します。この棒が緩んでるとバッテリーを留めている金具が外れてしまうので注意です。

カーバッテリーにLifeWINKの取り付け

ここでは交換前のバッテリーが11.9V、交換後が12.7Vになりました。

カーバッテリー 交換後の電圧

最後に交換日の日付を記入したシールをバッテリーの側面の見える位置に貼り付けます。

バッテリー交換時にジャンプスターターの電力が止まってたようで、車内が初期化されてしまいました。軽自動車のバッテリー交換は時計も狂わず上手くいったのですがorz

エンジンが掛かってるときの車内のオーディオ機器でのバッテリー表示は、交換前も交換後も14V前後で安定してしまうので参考にならないです。冷えたときだけエンジンが掛からないので、まだそれほどの劣化では無いのかも知れませんが。

カーバッテリーの選び方

充電方式の違い

  • 標準車(充電制御車)用
  • ハイブリッド車(補機)用
  • アイドリングストップ車用
  • 欧州車用

車のバッテリーは放電しながら充電もする構造です。電気系統の仕組みにあっているものでないと正しく動作できません。

形状の違い

標準車ではB19/B20/B24/D23/D26/D31などがあります。アイドリングストップ車ではK/M/N/Q/S/Tがあります。ハイブリッド車ではB20/B24/D23/D26/D31などがあります。

これらは今使っているものと同じ物か取り付けが対応している種類を選ぶ必要があります。(設置スペースは大きいタイプが使えるけど、小さいタイプを取り付けている場合もある)

端子の位置の違い

形状の後のLやRはプラス端子とマイナス端子の位置を表しています。プラス側から見てプラスの端子が左側にあればL、右側にあればRとなります。

位置が合っていないとケーブルが差し込めなくなります。

容量や性能の違い

形状の数字より前にあるのが容量や性能を表しています。アイドリングストップ車には形状の数字は無いので数字は性能を表しています。

性能が高いほどバッテリーの容量が大きかったり、充電効率が高かったりで、電力低下が起きにくくなっています。

まとめると

形状と端子の位置は合わないと使えないのでしっかり確認が必要です。

性能は寿命や価格次第で選びましょう。

LifeWINKについて

ライフ・ウィンクはカーバッテリー寿命判定ユニットです。

N-LW/P5 パッケージ

新品のバッテリーで交換したときに接続することで、バッテリーの初期の状態と変化した状態から寿命を判断してくれます。

バッテリーの劣化以外に、充電不足や車両側の異常も分かる優れものです。

N-LW/P5 本体

最初に取り付けたバッテリーを記憶して動作する物なでの、バッテリー交換に合わせて使い捨てとなっています。

Panasonic CAOSにはバッテリーにインジケーターの窓が付いているのですが汚れてしまうと見づらいのでLifeWINKの方が遙かに分かりやすいです。

N-LW/P5 説明カード

Trekpow G39 ジャンプスターター

ここで使用しているバッテリーは「Trekpow G39 ジャンプスターター」。

Trekpow G39 自動車用プラグTrekpow G39 自動車接続プラグ

ジャンプスターターはバッテリー低下でエンジンが掛からなくなったときに、エンジンをかけるために使うことができます。

ジャンプスターターがあると他の車とバッテリー同士をケーブルで繋いでエンジンをかけるという行為が不要で、単独で簡単に実行できます。

しかも、Trekpow G39のバッテリーはUSB出力対応でQC3.0対応のモバイルバッテリーです。スマホの高速充電に使うこともできます。自動車用に大きな電流を流せるようになっていて形状が大きいので、外出での持ち運びには不向きです。

ジャンプスターターは車を使う家庭で一家に1つあると便利です。

Trekpow G39の販売は終了したようです。同じようなジャンプスターターは多くの種類が販売されています。

Trekpow G39を選んだ決め手は、QC3.0対応と5V専用のUSBポート装備で、USB機器の充電用バッテリーとして日常的に使えるところです。今だとこれ以外にもQC対応USBポート装備の製品が増えてます。

Trekpow G39の使い方

ケーブルだけを接続すると流れている電圧が表示されます。

事故防止の安全回路が付いているので安心です。取り付けを間違えると電気が流れなくなります。

ジャンプスターターは自動車のバッテリーへの充電には使えません。

車のバッテリーケーブルに接続してエンジンをかけて、エンジンが掛かればエンジンを止めずにジャンプスーターターを取り外します。

自動車が動けば車の発電機でバッテリーが充電されます。

エンジンをかけるために大きな電流が要求されるとジャンプスターターの動作がいったん止まるので、エンジンが掛からなかった場合はケーブルを一度外して再度差し込んで電気が流れる状態にして電気が十分回るまで少し待ってから再度エンジンをかけ直してみます。

何度も繰り返してモバイルバッテリーが熱くなっている場合は冷めるまで待ちましょう。

車を長く走らせてバッテリーが充電されれば問題ない場合はそのまま。再びエンジンが掛からなくなるようならバッテリーを交換します。真夏以外はしばらくはジャンプスターターを車内に置いておくと良いです。

動作保証温度が50℃までの場合は日が当たる車内に置くのは危険です。65℃保証の場合でも真夏に車内に置くのは注意が必要です。

バッテリー交換で使う場合は、古いバッテリの端子を外す直前に取り付けます。電気が大きく流れた場合、一定時間で動作が停止してしまうので、そうなると電気のバックアップにならなくなります。

ジャンプスーターの選び方

出力A(アンペア)が大きいほど大型の自動車に対応できます。Trekpow G39は最大1200Aでガソリン車であれば6.5Lまで対応できます。

12V専用と24V対応のものがあるので自動車の電圧に対応している物を選ぶ必要があります。

エンジンをかけるときには一気に電力を使うため、1回でエンジンが掛からない場合はかけ直す度に容量が低下します。出力Aと容量mAhに余裕のあるものが安心です。

ケース付属が望ましいです。Trekpow G39の付属ケースは余裕は無いですが、マニュアルや使用するパーツの他にマイナスドライバーと10mmレンチを一緒に収納できました。

Trekpow G39 ケース

この製品は本体に液晶付きですが本体の液晶は無くても良いです。

プラグに液晶と安全保護か色付き。安全保護回路は必須です。自動車のバッテリーは大きいので、間違って電流が流れると火災や爆発の恐れがあります。液晶で接続が正しいか、現在の電圧が見れるのは便利です。

Trekpow G39 自動車用プラグ

ライト付き。接続するまでの作業に使うことができますが、プラグケーブルが短いので、使用中は照らすためにバッテリーの位置を変える余裕は無いです。

Trekpow G39 ライトと出力端子

USB出力対応。5V2AのUSB出力があれば多くのUSB機器をバッテリーで動作させることができます。QC3.0で5Vを超える電圧に対応しているならスマホの充電も早いです。

Trekpow G39 QC3.0でスマホの充電

写真はSONY Xperia XZ2 Premiumに充電中の数値です。

ジャンプスターターをモバイルバッテリーとして使う場合、Ankerのモバイルバッテリーと比べると相当大きいので、外出時の持ち運びには向かないです。

Trekpow G39 Ankerモバイルバッテリーとの比較

ラチェットレンチ MSFR-10

ラチェットレンチは片方向にクルクル回せるのが特徴です。狭い場所で何度も外して向きを変えて差し込んで、と繰り返さなくて済みます。

ギアーテックレンチ MSFR-10

SK11のギアーテックレンチ MSFR-10は片側がラチェット式と首振りでを斜めにして動かせるので使いやすいです。

ギアーテックレンチ MSFR-10 首振りラチェット

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