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SwitchBotを活用して発芽と育苗

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冷え込みが生じる時期に発芽と育苗は難しいですが、SwitchBot(スイッチボット)を活用して温度管理すると気温が安定する前から育て始めることができます。

使っているもの

育苗マット(ヒートマット)

コンセントを接続するだけで温まるシートです。この上に苗ポットを置くことで温まります。苗ポットは水が外に出ないトレイの中に置きます。

消費電力の低い育苗マットはトレイが変形するほどの高温にはなりません。寧ろ、真冬は上に乗せているだけでは高い温度で保温することもできません。カバーを被せるなどすると熱が冷めにくく時間とともに熱が蓄積されて上がりやすくなります。

ヒートマットのコンセントプラグをSwitchBotプラグに差し込むことでスマホでON/OFFの切替ができます。

SwitchBot プラグ

スマホでON-OFFができるスマートプラグです。新しくプラグミニが発売されました。プラグミニはスマホとの接続にBluetooth対応になって接続設定がしやすくなっています。(ノーマルのプラグは設定するのにWiFiを切り換える必要があった。)

SwitchBotに限らずスマートプラグは基盤で制御するため、コンセントが熱くなる機器や1000W以上の機器でプラグが熱くなると基盤が変形したり溶けて故障する原因となります。特に暖房機器の接続ではプラグが焦げてしまう火災事故が生じやすいので使い方に十分注意する必要があります。

育苗マットは消費電力が100W以下なので不良品でなければ大丈夫でしょう。スマートプラグに限らずコンセントに水がかかるとショートして発火事故に繋がるので水を掛けたり苗ポットがコンセントの近くに倒れるなどが起きないように注意が必要です。

ファンヒーターなど暖房機器は延長コードやプラグを使わずに直接コンセントに接続するように注意事項があると思います。そのような機器にスマートプラグを使うのは危険です。

事故多発で販売することを禁止!にならないように正しく使いましょう!!

私は最大1200Wのファンヒーターも接続していますが、今のところ問題は起きてません。主に使っているのが900W/600Wモードですが、たまに1200Wも使っています。ただ、安全のために外出するときはオフにしています。夕飯時などブレーカーがー落ちやすい時間に自動でオフになるように使ってます。(電源を切り忘れて調理家電を使ったときにブレーカーが落ちる!という問題が防げる)

SwitchBot プラグミニは耐熱温度が750℃になりました。旧設計のSwitchBot プラグと通常の販売価格が同じであるため(セールは除く)使いやすさと安全性が向上したプラグミニをおすすめします。

SwitchBot 温湿度計

Bluetooth接続でスマホで温度と湿度が見える温度計です。

SwitchBotハブミニを介すことで他のSwitchBot機器を温度や湿度で操作することができます。

SwitchBot ハブミニ

スイッチボットシリーズを連携して管理するのに必要な中央管理のハブです。温湿度計とプラグをシーン設定やスケジュールで連携して自動で操作することができます。2.4GHzのWiFiでインターネットに接続できるルーターが必要です。

SwitchBot ハブミニ専用コネクタ

ハブミニの電源端子をUSB-Aに変換するアダプタです。写真は真ん中の小さいアダプタです。右はハブミニ用USB充電器です。

SwitchBot ハブミニ用 USB充電器

ハブミニ専用コネクタに接続してUSB-Aをコンセント2P(AC 100V)に接続するためのアダプタです。5V1A以上であれば他のUSB充電器を使っても同じなのですが、直接接続するならこれが一番スマートです。

コンセントが真下ではなく横に差し込みたい場合はL型変換プラグがあると良いです。一般のUSB充電器にはコンセントが横に接続するタイプも販売されています。

SwitchBot ハブミニで集中管理

SwitchBotはスマホのアプリで管理します。

SwitchBot機器をそれぞれアプリで登録して管理できるようにします。

ハブミニを使うと、バラバラにスマホと接続される温度計とプラグが、ハブミニを介したインターネット接続になります。ローカルネットワークで使用できないことに注意が必要です。インターネットの接続が不安定な場合や、SwitchBotの管理に必要なサーバーでトラブルが起きていると正常に動作しません。

正常に動作できないと、電源を切る設定にしているのが電源が切れずにずっと動作しているなどの問題が生じてしまいます。場合によっては火災や事故に繋がる恐れがあるので使い方には細心の注意が必要です。

例えば30℃でプラグをオフにする場合、30℃になったときに動作できないでいると31℃になってもオンのままになります。いったん29℃に下がり再び30℃になったときに動作できる状態になっていればオフになります。30℃を超えたまま推移していると30℃を超えたら動作する設定は1回しか実行されないので、実行に失敗するとそのまま切り替わりません。

育苗マットの上に種まきをしたポットやトレイを乗せます。その近くにSwitchBot温湿度計を置きます。温度を測る穴の向きは上または上向きか横向きにします。温湿度計本体が暖まるので空気の温度と言うよりポットの土の温度に近い状態になります。

プラグと温湿度計がクラウドに接続できていることを確認します。クラウドに接続されていないとハブミニでの管理ができません。

シーンの自動設定で、「保温開始」と「保温停止」のシーンを作成します。

「保温開始」では温湿度計が20℃以下になったらプラグをオンにする。という動作条件を作ります。実際には育苗マットの冷え始まる時間や暖まりだす時間に時間差があるので、この設定でピッタリ温度が変動するわけではありません。また、通信トラブル(温度を認識できなかった、命令が伝わらなかったなど)により動作しない場合もあります。

「保温停止」では温湿度計が25℃を超えたらプラグをオフにする。という条件を作ります。オンとオフの温度範囲は発芽温度や育苗温度を参考に設定します。発芽したら低めにするのが良いです。

上記画像の設定は、17時から翌日10時まで温度が17℃を超えるとプラグをオフにするという設定になっています。オンにする設定も別にあります。

暗いときに高い温度でヒョロヒョロと徒長してしまうのを防ぐために夜間は低めの温度設定にしています。種の場合は芽が出るまでは夜間も発芽適温を維持するのが良いです。そうすると少ない日数で発芽してくれます。

発芽したら日中は薄日に当てるようにします。ある程度育つまでは日差しが強いと枯れてしまうので注意が必要です。日差しに当てる前に水やりをして、日差しが当たらないときは水分は控えめにします。日差しが当たらなくて水分が多いと日の当たるところまで伸びようと徒長して茎が弱いまま高く伸びてしまって倒れてしまいます。

芽が出たら日差しが当たるようにしたいですが、日中の直射日光下は40℃を超えることもあります。芽が出たばかりの時は弱いので枯れてしまうことがあります。

SwitchBotを上手く活用すると、朝の冷え込みをないことにして健康に育ちやすくなります。

シーン設定では日時設定で管理する時間を指定することもできます。夜から朝は温度管理して、昼間は自然の温度変化に任せることができます。

夏野菜は発芽するまでの温度は高めに(ただし夜間は成長しすぎないように低めに)、芽が出たら冷えないように夜間の最低温度を維持しながら、日中は自然に任せるのが良いです。

ゴーヤの場合は発芽適温は25~30℃、芽が出てからは日差しに当ててるときは高くなりますが、夜間の徒長を抑えるために温度を上げるときは20℃を目安にしています。

楽天市場:日光種苗
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