BUFFALO BSHD3S20BKの感想
購入したのはBUFFALOのスリムケーブル採用のBSHD3S20BK (HDMI HIGH SPEED 10.2Gbps 2m)です。
一般の太いケーブルと比較するとこの通り、とても細くて取り回しが楽です。
ただ、スリムタイプは10.2GbpsのHIGH SPEEDモデルで種類が多いですが、18GbpsのPREMIUM HIGH SPEEDモデルだと製品が少なく価格が跳ね上がります。
3840×2160/30Hzで使うので安くて取り回しのしやすいケーブルを選びました。モニターのHDMI入力が4K/60Hzに対応していないので安くて取り回しがしやすいケーブルにしました。
モニター周りではDisplayPortケーブルやコンセントケーブルも細い物に取り換えたいですが、これらはなかなか無いですね。コンセントは使い回しで火事になる事故が多く、メーカーが1500W対応の太いケーブルのものしか作らなくなりました。
モニターアームの中にケーブルを通したい場合は太いケーブルが複数だと通しきれなくなったりするのでHDMIだけでも格段に細くなってくれると使いやすいです。
HDMIケーブルの種類と品質
HDMIケーブルの速度と種類
スタンダード:Standard (HDMI 1.2対応)
通信速度が4.95Gbpsと遅くて最大解像度は1920×1200(フルハイビジョンより縦幅が少し広いタイプ)までの対応となっています。また1080iまでの対応でフルハイビジョンでも、インターレース表示となります。
現在はハイスピードモデルが安くて種類が多いのでこのタイプをわざわざ選ぶことはなくなりました。価格が安くて低品質なケーブルが多いです。
映像と音声を1本のケーブルで繋げることができます。
ハイスピード:High Speed (HDMI 1.3~2.0対応)
通信速度が10.2Gbps対応になり、映像と音声の他にEthernet(LAN/ネットワーク通信)も1本のケーブルで繋がるようになりました。
解像度は4K(4096×2160)/24p対応で3840×2160なら30Hzで表示することができます。
HDMI 1.4以降でフルハイビジョンでの3D映像(1920×1080の2画面表示で立体映像にする)にも対応しました。
プレミアム:Premium (HDMI 2.0a~)
通信速度が18Gbps対応になり4K/60HzとHDR映像(高画質技術のハイダイナミック映像)に対応しました。
HDMI 2.1では24.48Gbps以上に対応したケーブルで8K/60Hzにも対応しました。プレミアムケーブルでも8K対応と謳われていない場合は問題が起きる可能性があります。
HDMIケーブルのコネクタの違い
タイプA コネクタ
一般的な大きさのHDMIコネクタです。テレビなど据え置き家電で使われています。
タイプC コネクタ
HDMI-miniで使われている小型のHDMIコネクタです。持ち運べるモバイル機器で使われています。
タイプD コネクタ
HDMI-microで使われているminiよりも小型のコネクタです。薄型のモバイル機器で使われています。
miniUSBと似た形状のため間違えないように注意。
HDMIケーブルの品質
基本的に問題なく使えるのは長さが2mまでです。3m以上になると通信トラブルが起きやすくなるので高品質のケーブルが必要となります。
低価格のHDMIケーブルで3m以上の製品は他のケーブルと干渉せずに真っ直ぐに接続した場合に使えるとお考えください。
ケーブルを曲げる箇所が多かったり、他のケーブルと並行してノイズが入りやすい場合は映像や音声など通信が乱れてしまう原因となります。
高い性能が必要なる通信ほど品質がシビアになります。
金メッキプラグ
腐食しにくく錆びにくい。同じケーブルを長く使いたいならこのタイプ。
シールド構造
ノイズが入りにくく通信が安定。高速通信ではシールドされていないとトラブルが起きやすい。
ツイストペアケーブル
2本の線をより合わせたケーブルです。ノイズや曲げに強くなります。
高品質ケーブルではシールドと合わせて高いノイズ耐性に。価格を抑えたケーブルではより線だけとなっています。
シールド構造で無くツイストペアでも無い場合は、ノイズに弱いので取り回しに注意が必要です。
皮膜
中身のケーブルを保護している外カバーです。使われいてる素材により、固くて曲げにくいケーブルや、柔らかくて取り回ししやすいケーブルとなります。
柔らかくて薄い皮膜は何かのカドに当たったり引っかけたりで中のケーブルが損傷する場合があります。
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