HDD TOSHIBA MN08ADA800/JP 8TB の性能

TOSHIBA HDD MN08ADA800/JP 8TBの感想

MN08ADA800/JPは3.5インチでSATA接続のHDDです。JPモデルは日本での保証に対応しています。

TOSHIBA MNシリーズは24時間稼働のNAS(ネットワークドライブ)への搭載とRAID構成で使うことに適した設計になっています。

回転数が7200rpmで、高性能ですが音が響きます。これでも他の7200rpmモデルよりは音が静かな部類です。

NASはSynology DS218に2台搭載して使用すると、ランダムアクセスの音が結構目立ちます。

TOSHIBA HDD MN08ADA800/JP 8TBの性能を測定

Cristal Disk Mark 8.0.4 x64

HDTune Pro 5.75

Benchmark (Read)

ディスクの先頭から後尾に対しての速度の変化を観ることができます。

HDDの場合はディスク上の読込と書込の速度はほぼ同じです。キャッシュの影響によりOS上の速度は変わります。

先頭は266MB/sで後尾は120MB/sとなっています。ディスクの後方でも100MBを超えており高性能です。4TBのディスクをフルに使うよりも、8TBのディスクで半分使うのがが高速です。先頭から容量4TBまでは200MB/s以上の速度になっています。

Random Access (Read)

ランダムアクセスのバラツキを観ることができます。

回転数7200rpmなので5460rpmのED Blue HDDよりもアクセスタイムのバラツキが小さくなっています。

Error Scan

ディスクのエラーを観ることができます。すべてグリーンであれば正常です。

HDDではフルスキャンに長い時間がかかるため、ここではクイックスキャンを実行しています。精密なセクタの確認はできませんが、偽物のHDDで容量詐称などがあって読み込めない領域は赤くなります。一部に赤い箇所があった場合は不良が生じており、新品の場合は初期不良、使用していて発生した場合はディスクの劣化が疑われます。

NAS Synology DS218での性能

Cristal Disk Mark 8.0.4 x64

1Gbps LAN 接続での性能です。1Gbpsでのデーター転送速度は125MB/sが理論値の上限となり、ネットワークの状態によりそれ以下の速度となります。

DS218でのベンチマーク

DS218での内部速度となります。

ネットワーク越しの外部からのアクセスでは125MB/s以下となりますが、内部では250MB/sの性能があります。