サンワダイレクトのダイヤル式 セキュリティーワイヤー 200-SL073を選んだ理由
NASを本体ごと盗まれるのを防ぐために4桁ダイヤル錠のサンワダイレクト(サンワサプライ)のセキュリティーワイヤー 200-SL073を購入しました。
ダイヤル錠は鍵を紛失する心配がいらないのが特徴です。分かり易く収納していても災害が起きたときに簡単に鍵を取り出して使えるとは限りませんし、盗人に簡単に解錠されても困ります。
セキュリティーワイヤー 200-SL073の特徴と感想
- セキュリティースロットの種類はノーマルサイズ(7x3mm)のケンジントンに対応
- 鍵を紛失する心配がいらない4桁のダイヤル錠
- 数字は自分で決められる解錠番号の設定が可能
- 機器を傷つけないようにチェーンがビニールコーティングで保護されている
- ワイヤーの太さは約5mmで長さは約1.9m
- 結束バンド付き
- 接触面の隙間を調整できるスペーサー付き
解錠番号の設定は、解錠した状態(初期値 0000)で後ろの丸いボタンをペン先などで押して倒し、数字を回して変更してからボタンを元に戻すことで設定ができます。
取り付けたあとにボタンを適当にずらすと、レバーがロックされて動かなくなり、番号を合わせないと取り外せなくなります。
レバーをロック側に倒すと、横向きだった棒が縦向きになり、穴に引っかかって外せなくなる仕組みです。
チェーンはビニールコーティングの中にあるため、チェーンが動いて雑音が生じるのを防いでくれます。
機器に固定する前に、必要なケーブルの長さを確保した上で、それ以上ケーブルを長くできないように固定部にぐるぐる回してから結束バンドでまとめると、取り付けや取り外しの最低限の長さ以上に動かして作業することができなくなり、安全性が少し高くなります。長さに余裕がないと盗む側もやりにくくなります。
NASは頻繁に取り外すものではありませんが、ノートPCなど取り外して持ち出すことが多いものは鍵タイプの方が簡単に外せるので、ダイヤル錠と鍵タイプは用途に応じて使い分けるのが良いです。ダイヤル+鍵という製品もあります。
ダイヤル式は番号を合わせることでしか解錠は不可能です。設定した番号を変えるには解錠した状態で操作する必要があります。番号を忘れてしまうと4桁の数字の組み合わせを地道に試すしかないので、スマホのロックナンバーのように管理しましょう。
Webサービスのパスワードのようにどこかに記録して管理するか、当てずっぽうでも自分に関わる番号を適当に入力すれば当たりやすい番号を使いましょう。ただし、関係する番号は全くの他人には難しいですが、身近な人は番号を当てやすくなってしまうので注意が必要です。
企業など自分以外が管理している場合は、管理者が退職した場合などにロックを外せなくなって困ることがあります。家庭でも管理者が亡くなって外せなくなることも想定しておきましょう。
工具を使ってチェーンを切断してしまえば持ち出すことができてしまうので、セキュリティーロックに過信は禁物です。
セキュリティーロックの穴の大きさが、薄型のノートPC等ではサイズが6×2.5mmや4.5×3.2mmといった小さなタイプもあるので、サイズの違いに気をつける必要があります。穴の近くに[K]マークが付いている場合はノーマルサイズのケンジントンロックになります。大きなスロットに小さなタイプを使うとロックができずに抜けてしまい、小さな穴に大きなサイズは入らないので正しく選ぶ必要があります。複数のサイズに対応した製品もあります。
ここで紹介している200-SL073はサンワサプライの直販であるサンワダイレクト限定品となっており、一般問屋に卸していない製品のため販売店が限られています。
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